アオオビハエトリの食事

昆虫が見当たらない…!
そう思った時にはしゃがみ込むことにしています。
するとパッと見えてくるのが、表情豊かなハエトリグモの生活です。
まだまだ勉強中なハエトリグモですが、これを知るきっかけとなった先輩や同級生には感謝をしなければなりません。
相当に面白いと思います。

この間はジャガイモの葉の上にいたアオオビハエトリを写真に撮りました。
色々なものを食べるハエトリグモですが、アオオビだけは十中八九小さなアリを咥えています。
そして脚を上げていつものポーズ。
新しいデジカメの練習台になってもらいました。

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「おれのメシだ!」と言っているかの如く威嚇してきます。
ハエトリグモは像を結べるほど眼が良いらしく、それ故かよく目が合います。
それでもずっと撮っていると…
ポロリ

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▲ アオオビハエトリ(2010.6.3,茨城県)

「あっ・・・」
ちょっと間抜けに見えます(笑)
この後一目散に逃亡してしまいましたが、写真を撮れたので良しとしましょう。
それにしても、こんなアリ、ジャガイモの上には見当たりません。
一体どこで捕まえたやら。
アリの種類により好みはあるのかも、調べてみたいところです。

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ヤマジハエトリ

茨城にも桜の季節がやってきました!大学は新歓でにぎやかです。
ところで、毎年デジカメで桜を撮ってはブログに載せていたのですが、
今年はカメラの不調で駄目そうです。。

愛機DSC-F717は昨年秋に動かなくなってしまい、そろそろ一眼レフがほしいなと思っていたのですが…。
つなぎの予備カメラまで調子がおかしくて修理に出そうと思っているところなのです。

おかげで最近は携帯の写真ばかり・・・。
それでもけっこう写真が撮れるのだから携帯は凄いものです。
ちなみに今日は先輩に頼まれたハエトリグモの餌やりということで、
シロアリを採集してきました。
しゃがんで朽木をひっくり返していくと、目線が下がるからか色々な虫たちが見つかります。
シロアリ・ムカデ・カメムシなどなど。
虫が採れない時は石を起こせとはよく言ったものです。
おや?と思ったのは、この茶色のハエトリグモ。
ハエトリは始めたばかりなのでわからない種類が多いです。
聞いてみたところ、どうやら"ヤマジハエトリ"というとか。
なかなか渋い色あいのハエトリグモです。

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▲ 道路の上で静止していたヤマジハエトリ(2010.4.8,茨城県)

もうモンキチョウやベニシジミなんかも飛んでいました。
なんでこんな時にカメラが…。直り次第、虫撮りに行こうと思います。

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ハエトリグモの越冬②

この日は先輩の飼うハエトリグモのエサを採るために池に向かいました。
留守中のエサやりを頼まれたという経緯なのですが、ついでに越冬中のハエトリを探してみました。
先輩が教えてくれたのは樹のプレートの裏。
樹の名前が書いてあるアレです。
めっちゃいる!とのことなので、プレートをめくってみると…
そこには多種多様のハエトリや他のクモ達がたくさんの巣を作っていました。

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▲ プレートの裏には多くのハエトリグモがいた(2010.3.14,茨城県)

ここでも目立つのはオオハエトリ。その他、アリグモやネコハエトリがそこそこの大きさに育ってから越冬しているのが見られました。
逆にチャイロアサヒハエトリはまだまだ小さな幼体でして、
同じ場所に越冬するもののその齢は様々であるようです。
写真を今回撮り損ねたので、まだ越冬しているようであれば撮影してこようと思います。
しかし、3月14日時点ですでにアオオビハエトリやイナヅマハエトリが活動しているのを確認したので、もうプレートの裏にはいないかもしれません。

池の周りのコンクリートの上には小さなシラホシコゲチャハエトリもいて、久しぶりに沢山の生物を見た気がします。

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▲ シラホシコゲチャハエトリ(2010.3.14,茨城県)

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ハエトリグモの越冬①

春から秋までの間、草むら・樹の幹・人家の壁など、色々な所で跳ねまわっているハエトリグモ。
冬場、彼らはどこにいるのでしょうか・・・?
これまでハエトリはあまり接してこなかった生物なので、実は冬場どこで過ごしているのかは考えたことがありませんでした。
しかし、先日ウスタビガの繭の中で越冬するクモを見たということで、最近他の場所を探してみました。
今日は越冬中のハエトリグモを少しだけ紹介します!

よく聞く越冬場所は樹皮の裏。
近所の林で最近「松枯れ」が大量に起ったらしく、立ち枯れのアカマツが沢山あります。
樹皮もはがれかけているのでそこを調べてみると…

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▲ 越冬していたオオハエトリ(2010.3.12,茨城県)

いた!
一度目にしてビンゴだったのはハトリグモ最大種のオオハエトリ。
東京では高校の屋上で見たことがありましたが、茨城で見るのは初めてでした。
普通に多い種らしいのですが、初めてとあってちょっと嬉しいです。
オオハエトリははがれかけた樹皮の隙間に巣を作ってそこで過ごしていたようです。
ちなみに、その後もマツの樹皮裏から出てくるのはオオハエトリばかり…。

他のハエトリグモはどこにいるのやら。次回に続きます。

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ウスタビガの繭のなか

先日ようやく春休みが始まりました。
他の大学が1月、2月のうちに休みに入るなか…、
ウチの大学は高校時代と変わらないというのは何とも微妙な気持ちです。

さて、期末試験などで踏ん張っているうちに世の中は春っぽくなってきました。
梅や菜の花がそこらじゅうで咲いており、飛ぶ虫も結構見かけます。
もうすぐ待ちに待った春が来る…のですが、
つまり冬的な採集もあと少ししかできないということです。
というわけで友達と山に虫探しにでかけてきました。

とある木の枝先には沢山のウスタビガの繭がついていました。
結局、昨年の秋には見ることができなかったウスタビガ。
いた痕跡だけが沢山残っているというのは何とももどかしい限りです。
そのうちのいくつかには卵の殻がついていました。
ウスタビガは空になった繭に卵を産むという習性があるのです。
しかし、卵もすでにからということは、この繭が羽化したのは、もうかなり前のことなのでしょう。
それでもしぶとく木にぶら下がっているとは、繭の丈夫さが伺えます。

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▲ ウスタビガの繭と卵の殻(左)と繭の中(右)(10.3.11,茨城県)


ところで、友達がとあるウスタビガの繭を割ってみると、中からハエトリグモが二匹飛び出してきました。
久々に見たハエトリグモの跳ねる具合が何とも懐かしい気がします。
それにしても意外なところで越冬しているものなのだと、なかなか驚きました。
種類はまだよくわからないのですが、これまでに見た種類ではないような気がします。
虫探しは冬でもなかなか面白いなと改めて思った一日でした。

(調べた結果、メスジロハエトリのような気がします。)

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▲ 繭の中にいたメスジロハエトリ(?)

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ツバキの葉とハエトリグモ②

裏のツバキに付くチャイロアサヒハエトリを見てから約10日。昼食を食べて散歩がてら生垣を覗いていること少し…。前回、チャイロアサヒハエトリのメスがいた場所には、アリグモがいるだけで、前とは様子が違います。

そんな時、ツバキの枝先に奇妙な動きのクモの姿が…。

いや、シルエットこそ網を張りそうなクモなのに、動きがどこかハエトリグモのような。

そしてジャンプする所を見た瞬間、これを前回から探し求めていたチャイロアサヒハエトリのオスだと確信しました。決してハエトリらしくない風貌のハエトリ。まさにその通り…。あまりに高い場所にいるので、網を使用して捕獲したところ、やはり予想は当たっていたようです。

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チャイロアサヒハエトリ♂(2009.7.9,茨城県)

模様だけメスと同じなのですが、足がとにかく細長い…!珍妙極まりないです(笑

ケースに入れると糸を出して自分でからまったり、メスは登れるプラスチックの壁を登れなかったり・・・。その長い足には何の意味があるのやら。不思議なハエトリグモでした。それにしても、雌雄の形態がこのような形で違うとは。不意を突かれた感じがします^^;

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比較用にチャイロアサヒハエトリ♀。全然違います…。

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ツバキの葉とハエトリグモ

大学の宿舎の裏にツバキが沢山植わっている一角があります。そのツバキの葉を見ていると、最近よく見かけるのがこのハエトリグモ。白っぽい体に黄色の模様が少し入って、とてもスッキリしています。

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チャイロアサヒハエトリ♀(2009.6.30,茨城県)

チャイロアサヒハエトリという種名らしく、最初はオスもメスも採れたと思っていたのですが、この日採れた6匹のクモ達はすべてメスでした。ハエトリ大好きな友達はこの可愛らしさがなかなか良いようですが、図鑑を調べて唖然…。オスは足の細い、とうていハエトリらしくない風貌の持主らしいのです。

今のところ、ツバキの葉に止まっているのはメスばかり…。別種に見えるともいわれるオスは探しても見つかりません。もしかしたら、今採ったのは全て成体ではなくて、これから脱皮するんじゃないのか…などなど、色々憶測が飛び交います。

もし亜成体がメスと同じような風貌なのだとしたら…、脱皮とともに細長い脚のクモが出てくるということです。それはそれで、ちょっぴしショッキング。友達はそれを恐れているとか。一度見てみたいので、継続して探索中です!

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同じ木にいたデーニッツハエトリ(2009.6.30,茨城県)

何故かこのツバキはハエトリ密度が高かかったです。

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The day of jumping spider②

後半です。場所を変え、麦畑と田んぼの広がる一角に、ススキやヨシの群落が混ざっていました。今度こそ、ヤハズハエトリが採れそうな…。ただし、自分はだいぶ眠くなってしまって、土手で体育座り。先輩や同級生が探しているのを見ているばかりですllll。

しばらくして、「お!いたいた!」との声に、ヨシ群落の方に寄っていくと、"巣"らしき葉がありました。隙間からは確かにクモが見えるのですが、種類はわかりません。先輩曰く、これがキタヤハズハエトリらしいのです。

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まるで笹団子でも入っているかのようです(笑。

最初はわからかったのですが、一度例を見てしまえば、意外と目についてくるもので、他にもいくつかの巣がありました。開いてみるとこの通り…

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左:キタヤハズハエトリ♀ 右:ヤハズハエトリ♂(2009.6.3.茨城県)

写真(左)がキタヤハズハエトリです。思ったよりもかなり巨大。そして、よく見ると卵が糸の中にあります。あの巣ひとつひとつにキタヤハズの卵があるのかもしれません。ちなみに右側が普通のヤハズハエトリ♂で、最後にようやく撮れました。まっ白な♀と違って、毒々しい印象です。

それにしても、この日はハエトリグモが本当に沢山いました!太陽が陰っていても、草むらをのぞきこめば、結構な数が観察できるのかもしれません。お目当ての虫がいない時でも、ハエトリ達はその姿を見せてくれるような気がします。自分の中での新しい境地の一つです(笑

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Tha day of jumping spider ①

題名が英語なのは初めてです。英語である事に理由はありませんが、水曜日は題名通りの1日でした。

6月3日。この日は先輩と同級生数人とともに虫とりへ。この日の主なる狙いはチョウとハエトリグモでした。午後は授業があるので、朝8時に集合、自転車で川に向かいました。以前にジャコウアゲハを撮った川原の方です。目的地には、田んぼと川、そして雑木林といった環境がある中に、ススキの群落が一部ありました。ここが今回のポイントで、目標はキタヤハズハエトリという種類だとか。とにかくヤハズハエトリの仲間を採りたいそうなのです。

さてさて、今の時期はクリの花がよく咲いていて、実はかなりのポイントなのですが、朝という事や前日の雨もあって残念な状態でした。という事で自分もあきらめて(?)ハエトリに専念する事に。ススキの草むらをじーっ…と覗き込むのは、意外に集中力を使います。

…開始から十数分。ヤハズハエトリ♂を発見!との声に、飛んで写真を撮りにいきました。が、写真は…

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残念です…。その後、場所を変えたのちにアリグモが何匹も何匹も。巣らしき場所から雄がガンつけているような写真も撮れました。それにしても、ハエトリグモとは妙に目が合う気がするのですが・・・、それは単に目が多いからなのでしょうか。ちなみに、ヤハズ再び発見も撮り逃がしたうえ取り逃がし…。だいぶ集中力が切れて疲れてきてしまいました。そんな時、先輩が突然声をあげたので行ってみると、アリグモが走り回っていました。ただしクワガタアリグモという種で、普通のアリグモではないらしい…。見分け方がさっぱりわかりません!

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左:アリグモ 右:クワガタアリグモ?(2009.6.3,茨城県)

その後もアリグモが続々…!こんなにも長くアリグモと戦ったのは初めてでした。 しかし、同時にその種類の区別の難しさを知りました。もう一つ下の写真はクワの木にいたコガネムシ。先輩が見つけてくれました。やっぱり素晴らしい輝きです。ちなみに、まだこの日の出来事は書き切ってはいません。後半に続きます。

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コガネムシ(2009.6.3,茨城県)

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刈り取られた草原の

いつの間にか6月になってしまいました。最近は夏が近づくにつれて草原の様子も変わり、春はセイヨウタンポポが無数に咲いていた草原もイネ科植物がは生長して、深い草むらになりつつ…といった感じでした。

しかし、まぁ大学も手入れはするもので、ここ数日業者さんが草刈りをしていたのですが、よく虫を探していた場所もそれはまぁ綺麗になってしまいました。ハルジオンの咲き乱れた土手は今ハゲていて、新しい芽生えを待っています。ところで、前に虫探しをしていた場所で草刈りといえば、ヤハズ系のハエトリグモを探していた場所も昨日今日で草が刈られてしまいました。ただ、同級生の話によれば、そんな中をハエトリ達がはねているとか…。写真を撮れるチャンスもまだまだあるに違いありません。

最近雨ばかり降ったり、レポートに追われていたりで写真を撮れていないのですが、せっかくなので以前撮ったハエトリグモの写真を載せておきます。

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オスクロハエトリ(2009.5.19,茨城県) 

オスクロハエトリさん…、これもまたヤハズ系の1種だそうです。草むらにしゃがみ込んでいたら目の前に止まっていました。クモには成体とか亜成体などがあるそうですが、それについてはイマイチわからず…。只今勉強中ですー。

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