街灯に集まるカミキリムシ

夏になると夜の街灯が賑やかさを増します。
といっても、繁華街の街灯ではなく、どちらかといえば山の街灯のことです。
街灯に集まるガ・甲虫・カメムシ…。それを狙う鳥や虫屋さんなどなど。

大学にあるいつもの街灯も大型種を含めて様々な昆虫が沢山来ておりました。
夏本番を迎えてとグッと数が増えたようです。
今日は妙にカミキリが目立ち、ミヤマカミキリ・クワカミキリ・アオスジカミキリと大型のものもちらちらと見られました。

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▲ 街灯に来たアオスジカミキリ(左)とミヤマカミキリ(右)(2010.7.17,茨城県)

りだったので、身近なところにいたのが意外でした。
この日は数も少なくなかったので結構いるのかもしれません。
ネムノキを食害するらしいですから、幼虫の食べ物もそこそこあると思います。
ちなみにフラッシュで焚いたら、もともとあまり青くない『アオスジ』がさらに黒っぽくなってしまいました。
なかなか派手な模様のカミキリムシです。

ところで、この日は園芸部の集まりがありました。
機会あって途中で抜けて街灯を見に行ったので帰りにミヤマカミキリを持って帰りました。
すると「格好良い!」「やめろ!近づけるな!」と、意見が二分…。
カミキリムシは好みの分かれる虫だなぁとつくづく思いました。
自分もアゴが格好良いと思いますが、たしかに体に止まったら嫌な気がします^^;

そんなこんなで園芸部の集まりに帰還したのですが、遅くまで残った男子だけで水鉄砲で遊んだりしました。
先輩も同級生も翌日からほとんど免許合宿に出てしまうので、園芸部員とは実質しばしの別れとなります。
そのせいか帰り道ではとても寂しい気持ちに襲われました。
何だかんだで一人暮らしはメンタル面が試されます。。

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動き出した巨虫

夕暮れに大学構内を自転車で走っていると、もうミズキやそれ以外の木の花が咲いているのが目に入りました。
この間まで雪が降ったりしていたような…と思うのですが、初夏の到来はあっという間です。
一瞬、オレンジ色の物体が花にぶら下がっていたように見えたのですが、目が少し悪くなってしまったもので、一瞬スルーしかけました。
しかし、絶対何かいたと思って花の場所に戻ると、そこにはやはりというか、オレンジ色をした巨大な虫が付いていました。

巨大な虫というのは、世界最大のスズメバチこと、オオスズメバチのことです。
もう何週間か前から飛んでいるのを見かけはしていましたが、カメラに収めたのは今年では初でした。
むしゃむしゃと何かを噛んでいたので、何かを捕まえたのかもしれません。
この時期のスズメバチは特に危険なことはなく、餌を食べていた今回はいくら近寄っても何の反応もしてくれませんでした。

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▲ オオスズメバチ(2010.5.16,茨城県)

それにしても、厳つい体つきがつくづく凄みのある虫だと思います。
樹液場で再会する日も近そうです。

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春にだけ…

今年になって見つけた河川敷のハルジオン群落…
白い蝶たちがたくさん飛んでいる群落です。
近くには彼らの食草であるアブラナやマメ科植物がたくさん生えているのですが、蜜源としてはハルジオンやその他の草花も人気が高いようです。
ハルジオンの周りを飛び回るシロチョウの仲間は決して1種類ではなく、
よく見れば、モンシロチョウ・スジグロシロチョウ・モンキチョウとさまざまな種類がいるのがわかります。
しかし、この日一番多かったのは断然ツマキチョウでした。
ツマキチョウは体つきがモンシロチョウよりも華奢で、直線的に飛ぶ姿が遠くからでも見てわかります。
この蝶は年1化といって、4、5月の"春"にしか姿を現しません。
ちなみにツマキチョウは雄と雌で模様の色が違うので、簡単に雌雄を見分けることができます。
ハルジオンの周辺で多かったのは、羽先が黄色の雄ばかり。
雌は15頭に1頭くらいしか見かけませんでした。
雌は産卵にいそしんでいるのか、それとも他の事情があるのか。
それについてはわかりませんが、老いた個体が多く、ツマキチョウもそろそろ見おさめのようです。

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▲ ツマキチョウの雄(左) と雌(2010.5.10,15,茨城県)

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ハルジオンとコガネムシ

GW前にはまだ咲いていなかったハルジオン。
たった1週間経っただけで、河川敷のとある場所はハルジオンに埋め尽くされていました。
今の時期の植物の勢いには目を見張るものがあります。

ところで、ハルジオンといえば何か…。
小学生の頃は貧乏草と呼んで触ってはいけないゲームをしたこともありましたが、今ではコアオハナムグリが来る草というイメージがあります。
探してみるとやはり、コアオが来ていました。

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▲コアオガナムグリ(2010.5.10,茨城県)

花粉をたくさん体に付けている様は、コアオハナムグリがハルジオンの花粉を運ぶ役目をしているということかもしれません。
ちなみに、この日はもう1種類、ハルジオンに来るコガネムシを見つけました。
それはヒラタアオコガネという虫で、大きさはコアオハナムグリと同じくらいです。
茨城県では最近になってよく見られるようになった虫で、最近分布を拡大しているのだとか。
ヒラタアオコガネもハルジオンの花によく飛来します。

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▲ ハルジオンに来たヒラタアオコガネ(2010.5.10,茨城県)

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久々のオトシブミ

園芸部の畑に植わっている木にオトシブミがたくさん付いていました。
種類は昨年も写真を撮ったアカクビナガオトシブミで、ちょうど1年ぶりくらいです。
昨年は雑木林の林内で見た虫なのですが、この日は日当たりの良い低木に群がっており、明るさはあまり関係ないのかもしれません。

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▲ 交尾をするアカクビナガオトシブミ(2010.5.6,茨城県)

大学構内の雑木林の色々な場所にアカクビナガの揺籃が見られ、今の時期は見やすいオトシブミのようです。
ちなみに、畑にいたオトシブミの中には子供が入っているはずの揺籃を食べているものもいました。
自分の子供でなければ良いのか、それとも単に区別できないのか。
畑に他の部員たちが来るまでの間しばし眺めていました。

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▲ アカクビナガオトシブミの揺籃(2010.5.6,茨城県)

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初夏遅く。

GW2日目。
久しぶりに東京の郊外に散策に出かけました。
中学・高校時のメインフィールドの林なので、例年通りハナムグリ類がハルジオンに群がっているのを想像していました。
ところが予想に反してハルジオンはほとんど開花しておらず、今年の春…というか初夏は遅いようです。
この間の雪が響いたのかもしれません。

とはいえ、ムラサキハナナの群落ではスジグロシロチョウが盛んに追飛しているなど、決して昆虫が見られなかったわけではありませんでした。
4月的な雰囲気というのが正しい表現です。

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▲ 飛翔するスジグロシロチョウ(2010.5.2,東京都)

ほかに見つけたのは写真の大きなイモムシでした。
冬に見つけていたエノキの木をよく見てみると、新芽に交じってナメクジ型のイモムシが付いていたのです。
この形ということは、ゴマダラチョウ・オオムラサキ・アカボシゴマダラのいずれかなわけですが…、果たして正解はどの種であるのやら。
越冬中の幼虫を区別するスキルしか持っていないのでよくわからないです。
冬に見たときはこの木にはアカボシしかいなかったので、これもアカボシゴマダラだと思うのですが、実際どうなのかは目下調査中です。

外来種・アカボシは現在分布拡大中で、今年あたり茨城南部にも到達する勢いです。
そろそろ現在のフィールドでも見る日が来てしまうのかもしれません。。

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▲ エノキにいた幼虫(2010.5.2,東京都)

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蝶の季節

4月も末。
雑木林も新緑の季節になりました。
今日は天気も快晴だったので、近所の山まで虫とりに行ってきました。
たくさん虫が来る花…というのは、まだあまり見当たらなかったのですが、
登山道の入り口ではルリシジミに出会いました。

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▲ ルリシジミ(2010.4.25,茨城県)

今年はまだ初見のルリシジミ。口ふんを伸ばして水を吸っているようです。
その後は沢沿いの登山道をゆっくり登ったのですが、途中変わった飛び方のトンボを見かけました。この時期の沢沿いとは果たして何者なのか。
かなりの長時間粘ったものの写真を撮ることも本体を採ることもできませんでした。
また来た時には正体をつかみたいです!

さて、いつの間にか頂上に出たのですが、そこは越冬した蝶たちの縄張りでした。
ヒオドシチョウやキタテハが盛んに追尾しあっていて、
激しく飛ぶ蝶を久しぶりに見た気がします。
そのほか、アゲハ・キアゲハ・アカタテハなどもいて、世の中はいつの間にか蝶の季節になっていたみたいです。
先週の雪が嘘みたいな一日でした。

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▲ ヒオドシチョウ(2010.4.25,茨城県)

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ヤマジハエトリ

茨城にも桜の季節がやってきました!大学は新歓でにぎやかです。
ところで、毎年デジカメで桜を撮ってはブログに載せていたのですが、
今年はカメラの不調で駄目そうです。。

愛機DSC-F717は昨年秋に動かなくなってしまい、そろそろ一眼レフがほしいなと思っていたのですが…。
つなぎの予備カメラまで調子がおかしくて修理に出そうと思っているところなのです。

おかげで最近は携帯の写真ばかり・・・。
それでもけっこう写真が撮れるのだから携帯は凄いものです。
ちなみに今日は先輩に頼まれたハエトリグモの餌やりということで、
シロアリを採集してきました。
しゃがんで朽木をひっくり返していくと、目線が下がるからか色々な虫たちが見つかります。
シロアリ・ムカデ・カメムシなどなど。
虫が採れない時は石を起こせとはよく言ったものです。
おや?と思ったのは、この茶色のハエトリグモ。
ハエトリは始めたばかりなのでわからない種類が多いです。
聞いてみたところ、どうやら"ヤマジハエトリ"というとか。
なかなか渋い色あいのハエトリグモです。

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▲ 道路の上で静止していたヤマジハエトリ(2010.4.8,茨城県)

もうモンキチョウやベニシジミなんかも飛んでいました。
なんでこんな時にカメラが…。直り次第、虫撮りに行こうと思います。

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畑のビロードツリアブ

今日は久しぶりに園芸部の畑に足を運びました。
アスパラガスの芽が出始めていたり、ホウレソウが発芽したりと、畑の様子も少し春っぽくなっているようです。

畑の様子を確認するだけで、今日は特にムシ探しをする予定はなかったのですが…。
またまた変わったヤツを見つけてしまいました。

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▲ 静止していたビロードツリアブ(2010.3.26,茨城県)

…タマネギの葉の上でずーっと静止していたのは妙な形のアブ。
頭の前方に伸びた口が特徴のビロートツリアブと呼ばれる種類です。
よく早春の雑木林で地表近くを飛んでいますが、いつもせわしないので写真を撮ったことはありませんでした。
それにしても何故タマネギの上で静止していたのか…
羽化したばかりなどの理由は考えられますが、何故か飛びたつことはなく、携帯でも写真を撮り放題でした。
よく見ると白っぽい毛が生えていて綺麗な昆虫です。
そろそろ林の周りにたくさん飛ぶようになるのでしょうか。

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ハエトリグモの越冬②

この日は先輩の飼うハエトリグモのエサを採るために池に向かいました。
留守中のエサやりを頼まれたという経緯なのですが、ついでに越冬中のハエトリを探してみました。
先輩が教えてくれたのは樹のプレートの裏。
樹の名前が書いてあるアレです。
めっちゃいる!とのことなので、プレートをめくってみると…
そこには多種多様のハエトリや他のクモ達がたくさんの巣を作っていました。

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▲ プレートの裏には多くのハエトリグモがいた(2010.3.14,茨城県)

ここでも目立つのはオオハエトリ。その他、アリグモやネコハエトリがそこそこの大きさに育ってから越冬しているのが見られました。
逆にチャイロアサヒハエトリはまだまだ小さな幼体でして、
同じ場所に越冬するもののその齢は様々であるようです。
写真を今回撮り損ねたので、まだ越冬しているようであれば撮影してこようと思います。
しかし、3月14日時点ですでにアオオビハエトリやイナヅマハエトリが活動しているのを確認したので、もうプレートの裏にはいないかもしれません。

池の周りのコンクリートの上には小さなシラホシコゲチャハエトリもいて、久しぶりに沢山の生物を見た気がします。

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▲ シラホシコゲチャハエトリ(2010.3.14,茨城県)

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