ウスタビガの繭のなか

先日ようやく春休みが始まりました。
他の大学が1月、2月のうちに休みに入るなか…、
ウチの大学は高校時代と変わらないというのは何とも微妙な気持ちです。

さて、期末試験などで踏ん張っているうちに世の中は春っぽくなってきました。
梅や菜の花がそこらじゅうで咲いており、飛ぶ虫も結構見かけます。
もうすぐ待ちに待った春が来る…のですが、
つまり冬的な採集もあと少ししかできないということです。
というわけで友達と山に虫探しにでかけてきました。

とある木の枝先には沢山のウスタビガの繭がついていました。
結局、昨年の秋には見ることができなかったウスタビガ。
いた痕跡だけが沢山残っているというのは何とももどかしい限りです。
そのうちのいくつかには卵の殻がついていました。
ウスタビガは空になった繭に卵を産むという習性があるのです。
しかし、卵もすでにからということは、この繭が羽化したのは、もうかなり前のことなのでしょう。
それでもしぶとく木にぶら下がっているとは、繭の丈夫さが伺えます。

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▲ ウスタビガの繭と卵の殻(左)と繭の中(右)(10.3.11,茨城県)


ところで、友達がとあるウスタビガの繭を割ってみると、中からハエトリグモが二匹飛び出してきました。
久々に見たハエトリグモの跳ねる具合が何とも懐かしい気がします。
それにしても意外なところで越冬しているものなのだと、なかなか驚きました。
種類はまだよくわからないのですが、これまでに見た種類ではないような気がします。
虫探しは冬でもなかなか面白いなと改めて思った一日でした。

(調べた結果、メスジロハエトリのような気がします。)

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▲ 繭の中にいたメスジロハエトリ(?)

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クスサンと販売機

銭湯での風呂の帰り、アイスの販売機にクスサンが止まっていました。
昨日も見かけたのですが写真を撮り損ねてしまったので、今日こそは!と思ってカメラを持って撮りに戻りました。
幸いクスサンは隣の販売機にいくら客が来ても動じていない様子…。
人が去ってからパシャパシャと何枚か撮らせて頂きました(笑

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▲販売機にいたクスサン(2009.9.30,茨城県)

ちなみに、クスサンはそれほど珍しいものではないと思いますが、以前住んでいた東京では見かけることはありませんでした。
探せばいるのでしょうが、都市の中で販売機に止まっているような種ではないと思います。
実家の周りでは、そもそも大型の蛾自体が少なかったようで、過去にはオオミズアオの幼虫を一度見かけただけでした。
なので、ヤママユの仲間を見かけると、それがどんな種類でも嬉しくなってしまいます(笑

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▲ クスサンの顔(2009.9.30,茨城県)

蛾はあまり種類がわかりませんが、大型のヤママユ系くらいは全部見てみたいところ。
これから茨城での初めての秋なので、ウスタビガなどの他の蛾にも期待しています!

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合宿2009 -長野編-

今度は大学の研究室の調査に付随して長野に行ってきました。先輩の研究の手伝いでずっとトンボを追い続けたり、はたまたトラップ用の穴を掘ったり…。さらには、東京長野間の交通をすべて各駅停車にしたために腰が疲れてしまいました^^;

(片道7時間はやはりキツイです!)

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左:オオウラギンスジヒョウモン? 右:イカリモンガ(2009.8.20,長野県)

 長野では、針葉樹の人工林の中や林縁部で、研究材料のノシメトンボを追っていました。よく飛んでいたのは大型のヒョウモンチョウの仲間。今手元に図鑑が無いので自信はありませんが、おそらくオオウラギンスジヒョウモンだと思います。同種はもちろん、アゲハ類までも追尾している姿がよく見られました。

よく見られたのがもう1種。林内の下草をかきわけた時に、チラチラと飛んでいたのがイカリモンガでした。どう見ても蝶に見えるイカリモンガですが、昼間飛ぶガの代表格。こじんまりしていて、結構好きな種類です。

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ミヤマカラスアゲハ(2009.8.20,長野県)

こちらは帰り際に見たミヤマカラスアゲハ。緑色に輝いた羽が素晴らしかったです!ちょっと近づくとすぐに飛んで行ってしまいましたが、写真が撮れていてよかったです。最近、カメラがほぼ壊れていまして、シャッター速度の変更も10回に9回はできない始末…。ズームボタンも壊れ、そろそろ買い替え時でしょうか。。。

お金を貯めて、一眼レフを買いたいです。

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街灯巡り

一人暮らしを始めて、自炊をする機会が増えてきたkonaです。茨城に来てからは魚をあまり食べていないので、昨日はムニエルを作ってみたり…。スーパーに行くのが結構楽しいです。今日は安売りで買った豚肉で生姜焼きを作ってみました。そんな自作の微妙な(?)料理を食べ終わった頃、ですからもう夜だったのですが、上の階に住んでいるカズンさんが部屋にやってきました。

「採れたよ。」と、その手には赤いコガネムシが。

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ムネアカセンチコガネ(2009.5.18.茨城県)

彼が持ってきたのはムネアカセンチコガネという甲虫で、多い所には多いらしいですが、引っ越してからよく見かけるようになりました。実は、先日もカズンさんがアパートの入り口で採集していたので、今回のこれで2頭目です。ただ悲しい事に、自分だけではまだ採った事はありません…(涙

ところで、今日は気温が高かったので、夜に街灯巡りをするという話をしていました。結局夜は涼しいくらいに気温は落ち着いてしまったのですが、ムネアカセンチを持ってこられては行くしかないと、二人で出撃です。

まずはアパート周辺、近所のコンビニ、それから少し小高い場所を超えた川にある橋の街灯、最後は大学の農場付近・・・と、わりと広範囲の街灯を巡っていきました。…結局、お目当てのムネアカセンチコガネの追加はなりませんでしたが、全く虫がいなかったわけではないので、ちょっと載せていきます。あまり撮っていないですけど…。

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左:オオミズアオ 右:街頭に集まる虫  (2009.5.18.茨城県)

帰り道、少し気になった水銀灯のまわりをオオミズアオが飛んでいるのはなかなか圧巻でした!やはりこの大きな水色は目立ちます。しかし、羽がボロボロでちょっと残念な感じです…。右の写真の場所も時期の割に凄くたくさん飛んでいたのですが、残念ながら企業の敷地内で入れませんでした。夏には本当にたくさんの虫が飛んできそうです。

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アゲハモドキ

山に行った時、後輩が葉っぱにペタッと張り付く虫を見つけて「アゲハ?」と一言。

でも、何かが違う・・・!

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正体はその名もアゲハモドキ。この蛾は昼行性。見た目はほとんどアゲハチョウの仲間のようですが、大きさは少しばかり小さい虫です。ちなみに、ジャコウアゲハに擬態しているらしいですが、果たしてこんなので天敵を騙せるのかは疑問です^^;

何だか・・・、鳥とかは構わず食べてそうな。

しかし、こういう形に進化しているという事は効果があるのでしょうが、どうも信じがたいです。

ちなみに下は元祖・ジャコウアゲハ。ゆっくり飛ぶところは似ているかも・・・しれません。

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今年も奥多摩①

8月12日、夏休みも終わりが見え初めてきました。宿題が心配になってくる頃です。そんな中、今日はOさんとともに奥多摩方面に行ってきました。

連日東京は晴れが続き、今日も朝から暑いです。Oさんと合流し、まずは奥多摩湖へ。それにしても車というのは凄く便利ですよね、早い涼しいで虫探しをする時に車があると快適さが相当違います。免許も持てない年齢ではすがるしかありませんが。

さて、奥多摩湖に着いてみると、去年よりも湖の水位がずっと高くて乾いた部分がほとんど見えません。6月は雨が少なく水不足になるかと思えば7月は梅雨空が続いたり台風が来たり。最終的には充分な水があったという事でしょうか。湖畔の林の中では所々ある日当たりの良い場所にボダンヅルという植物があって、そこに色々な虫が集まっていました。

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Oさんに聞いたこのボタンヅル、若干高い所に咲いている所にカミキリやらアオハナムグリが群れているのですが・・・

上を向いていると暑い!

何でこんなに暑いのか。我慢すれば良いのにしなかったがため写真はろくな物がありません。そういえば、この場所でこんな蛾が何匹か飛んでいました。昼行性の蛾なのでしょうか、種類は調べている途中です。

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