旅の前に....

7月20日。
本格的な夏休みシーズンとなって今日も夏空が広がっていました。
実は明日から3週間に及ぶ長旅が始まります。
午前中に残った仕事を済ませ、午後からは7月最後の茨城採集へと車を出しました。
目指したのは筑波山系の某所。
事前に仕掛けておいたバナナを昼夜1回ずつ見てまわり、その間は同行の友達とのんびり過ごしました。
昼間のトラップにはアオカナブンやムラサキツヤハナムグリが。
夜には65mmを超えるミヤマクワガタを採集。ハナムグリ好きとしては、本土で初めてその姿を見たムラサキツヤが一番うれしいところです。
ハナムグリ類はノリウツギには集まっていなかったので仕掛けた効果がありました。

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▲ 採集されたムラサキツヤハナムグリとミヤマクワガタ(2010.7.20,茨城県)

「さらば茨城!」
眼下に広がる夕方の町並もしばらくお別れです。

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▲ 夜を迎えつつある茨城県

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ハルジオンとコガネムシ

GW前にはまだ咲いていなかったハルジオン。
たった1週間経っただけで、河川敷のとある場所はハルジオンに埋め尽くされていました。
今の時期の植物の勢いには目を見張るものがあります。

ところで、ハルジオンといえば何か…。
小学生の頃は貧乏草と呼んで触ってはいけないゲームをしたこともありましたが、今ではコアオハナムグリが来る草というイメージがあります。
探してみるとやはり、コアオが来ていました。

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▲コアオガナムグリ(2010.5.10,茨城県)

花粉をたくさん体に付けている様は、コアオハナムグリがハルジオンの花粉を運ぶ役目をしているということかもしれません。
ちなみに、この日はもう1種類、ハルジオンに来るコガネムシを見つけました。
それはヒラタアオコガネという虫で、大きさはコアオハナムグリと同じくらいです。
茨城県では最近になってよく見られるようになった虫で、最近分布を拡大しているのだとか。
ヒラタアオコガネもハルジオンの花によく飛来します。

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▲ ハルジオンに来たヒラタアオコガネ(2010.5.10,茨城県)

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クロカナブンの幼虫

ようやく茨城の住まいに帰還…
明日か明後日から久しぶりの授業を受けることになります。

実は飼育中の成虫はほとんど茨城で飼っているのですが、今度のインフルのせいでエサをやらずに10日ほども経ってしまいました。
死んでいるのではないかと心配だったのですが、飼っているのはハナムグリ亜科ばかり。
カブトほど食べないというか、ほとんどエサは残っているほどでした。
やはりカブトほどは食べないようです^^;

さて、それよりももっと嬉しかったのは、クロカナブンがついに卵を産んでくれたことでした。
今まで色々なセットを組んでも全然産んでくれなかったクロカナブン…。
今回こそはケースの横や底には幼虫が見えていました!
腐葉土セットと発酵マット+朽木のセットの両方で幼虫が見えており、
意外とどんな場所でも産卵できるのかもしれません。
今、アオカナブンの飼育記を本家HPの方で制作中ですが、
クロカナブンなど他のハナムグリ系も多数いるので近々UPする予定です。

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ケースの底に見えたクロカナブンの幼虫(2009.9.28)

こちらは、ゴールデンウィークに割り出したルリクワガタ系の幼虫が羽化したもの。
種類はまだ調べていませんが、ルリクワ系はどうやったら見分けられるのやら。
もっと勉強しないとわからなそうです^^;

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関連ページ:飼育記-クロカナブンは以下より(http://homepage3.nifty.com/kontyuunote/

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残暑の多摩採集

今日は後輩とともに急きょ多摩方面に採集に行くことに。
午前中だけの採集でしたが、新しい樹液を5か所ほど見つけてなかなか良い感じでした。(全くもって今更感がありますケド・・・汗)

さてさて、樹液の主役はクロカナブン。晩夏に発生するこの種は盛期を迎えています。他の構成種もすっかり晩夏らしく、スズメバチやシロテンハナムグリが増えていました。
こうして、昼間の樹液もにぎわっているわけですが、木の隙間にはコクワガタが必ずいて、この時期には珍しくスジクワガタも採れました。ヒラタは今回は採れませんでしたが、夜に行ったら面白いだろうなーというのが本音です。でも、今日は午前だけ。ちょっと残念です^^;

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左:クロカナブンとシロテンハナムグリ 右:シロテンハナムグリ(2009.8.29,東京都)

一方で今日はオオムラサキがわりと多く見られました。盛夏の昆虫ですが、今の時期でも結構な数がいたのは予想外でした。同行した後輩は初めて野生で見たらしくはしゃいでいました(笑
近くに止まってはくれませんでしたが、オオムラサキはやはり迫力があります。

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▲ 樹液に止まるオオムラサキ

今日はこうした午前だけの採集でした…。
空の色はすっかり秋なのに、蒸し蒸しした熱気が残暑らしさを醸し出します。今年も終わりかと思う名残惜しい1日でした。

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晩夏の始まりと自然観察会

  8月15日、今日は東京の丘陵地まで出かけました。もう8月も峠とあって、山は早くも秋の気配が感じられるほど。樹液にはクロカナブンなどの晩夏の昆虫が集まっていました。

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左:ノコギリクワガタとシロテンハナムグリ 右:クロカナブン(2009.8.15,東京都)

さて、今回の目的は自然観察会に参加すること!知り合いが中心を務めていて、前々から参加したかったのですが、都合が合わず今日が初めてでした。今回の観察会は主に植物やキノコについてだったのですが・・・、やはり植物・菌類は知らないことが多いです!なかなか勉強になりました。

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こちらは、最近侵入してきたというユメノシマガヤツリというカヤツリグサです。見分けにくいイネ科植物ですが、これは夢の島で発見された種類。これまで丘陵では見られなかった外来植物です。あまり大きい図鑑を持っていないのでわからないのですが、それにしても、植物の見分け方は本当に難しそうです…^^;

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ちなみに今回は雨が降ったあとで状態が良いキノコが多いようで、イグチ科のキノコが多く見られました。傘の裏がまるでスポンジのようになっているのがイグチの特徴だとか。それにしても、キノコに至ってはほとんど無知ですから、名前すら覚えられまえんでした(涙

生き物とは実に沢山の種類がいるものだと実感した1日でした。

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葉上の体操選手

マメコガネといえば、まずはじめに農産物の害虫というイメージがあります。遠くアメリカに渡り、ジャパニーズビートルとして大きな被害を与えた事が有名です。マメに付くから"マメコガネ"なのか、豆くらいの大きさだから"マメコガネ"なのかはわかりませんが、最近サークルの畑でもダイズによく付いているのを見かけます。

そんなマメコさん、マメ科植物だけを食べているわけではないらしく、よくヤブガラシの葉や花に集まっています。大学の生垣にはびこったヤブガラシの花の上では、今日もマメコガネが沢山群れていました。

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マメコガネ(2009.8.9,茨城県)

花の上にいるマメコガネは、どうやら蜜を吸っている様子。もともとヤブガラシといえば、多くの昆虫の集まる草ですが、普段は葉を食するマメコガネもお気に入りのようです。近寄るとすぐに後脚を上げるマメコガネですが、その様子はさながら体操選手のようにも見えます。

よく見れば普通に光沢のあるイケてる(?)虫なのですが、やはり害虫とあって嫌われる存在でしょうか。ウチの畑でも被害が軽微だと良いなぁと思います。ちなみに、ヤブガラシにはコアオハナムグリもいました。綺麗な個体でしたし、春の発生のあとに孵化した今年生まれな気がします。

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コアオハナムグリ(2009.8.9,茨城県)

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飼育下のコアオハナムグリとティッシュ

コアオハナムグリと言えば・・・、それは最も身近なハナムグリのこと。

都心から山地まで、花という花にいる気がするこの昆虫は実際のところ関東地方で最も多いハナムグリと思われます。もっとも、この小さな甲虫を"コアオハナムグリ"と判断している人は少ないのかもしれませんが^^;

さて、今日はそんな繁殖力旺盛なコアオさんの話題です。実はコアオハナムグリを後輩に持っていこうと思って、プリンカップにに何匹か入れておいたのですが…、ふと気がついた時には卵を産みまくっていました。それだけなら良いのですが、注目すべきはその「産んだ環境」。実は、プリンカップにあったのは、まるめた2枚のティッシュだけだったのです…!

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左:ティッシュに産まれた卵 右:移した卵と成虫 

う~ん、これが彼らの繁殖力というか、無謀というか…。このままだと駄目そうなので、土に移しておきました。東京に来る直前に孵化が始まっており、真新しい幼虫たちがうごめいていました。秋には成虫となって出てくるコアオですが、野外では本当に少ない土でも繁殖できるのかもしれません。

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孵化した1齢幼虫と孵化直前の卵(2009.7.12,自宅)

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青いカナブン

久しぶりの更新となってしまいました。期末試験が終わり、レポートの提出も今日で最後。待ちに待った本格的な夏休みの到来です!

7月の3日から昨日まで東京の実家に帰ってのですが、その際にカズン氏より衝撃のメールが届きました。添付されていた写真には憧れの青いカナブンが写っていたのです。青いカナブンが実際どのくらい珍しいのかはわかりません。しかし、今までに捕獲できた試しがない青いカナブンに大興奮です!

そして今日はそれを見せて貰いました。いやー、実に素晴らしい色彩でした。青いカナブンへの憧れも加算されて、相当に輝いて見えました。写真ではそれを伝えられないのが残念です…^^;

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ちなみに、採集された2匹の青いカナブンはどうやら両方オスの模様。茶色のメスと掛け合わせたら、少しは青いものが生れてくるでしょうか。種親を借りて、気合を入れて飼育したいところです!

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まさに鈴なり…

授業が午後からで暇な午前。次の日提出の数学のレポートを終わらせ、昼食にはまだ微妙な時間がある…。そうなれば、やる事は一つとあって、池の周りで虫探しをしてみました。(実際は他にもレポートがゴロゴロしていましたが 汗)

5月27日、この日の天気は曇り。狙いはハエトリグモでした。ヤハズ系を探すため、草むら近くにしゃがみ込んで目を凝らしていると、サッと動く影を発見。マミジロハエトリでした。しゃがんだ体勢だったので、それっぽい写真です。

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マミジロハエトリ(2009.5.27,茨城県)

このマミジロと別れたのち、大きなルリシジミのような蝶が目の前を通りすぎ、それが飛んでいった先には白い花が無数に咲いていました。たぶん、イボタの木です。そして、蝶はウラゴマダラシジミだったのだと思います。少し早いような気もしますが、先輩からアカシジミ系の何かが飛んでいたらしい話も聞いていたので、もうそんな時期なのかもしれません。

さて、このイボタの木。実は花は初めて見たのですが、驚くほどのコアオ、コアオ、コアオ…。鈴なりでした。片手にコアオを貯めてヒョイヒョイ採っていくだけで、あっという間に10匹超。足場が悪く、採れない位置がほとんどだったので、本当に凄い数でした。

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左:コアオハナムグリ 右:ヒメトラハナムグリ(2009.5.27,茨城県)

そんなコアオ集団の中にいたのが、黄色と黒のハナムグリ、ヒメトラハナムグリでした。何度も見つけた種類なのに写真を撮れたのは今回が初めて。これを含め、なかなか得な水曜午前でした。

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昼休み-ハルジオンとハナムグリ-

今日は朝8時40分から18時まで授業…だったのですが、三限が休講になって長い昼休みができました。わからなかった微積分の質問に行って、昼食を取って…。それでも時間が余るので、グランド脇のハルジオンの草むらでちょっと虫を探してみました。

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右:コアオハナムグリ(2009.5.1.茨城)

つい昨日まで、さっぱりハナムグリがいなかったこの場所ですが、今日は初っ端からコアオ・コアオ・コアオ…。コアオハナムグリが沢山見られました。どうやら、発生が始まったようです。この日は他のハナムグリは見られませんでしたが、そのうち飛んでくるに違いありません。

毎年この時期になると、これから来る季節が楽しみになります。

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