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畑のビロードツリアブ

今日は久しぶりに園芸部の畑に足を運びました。
アスパラガスの芽が出始めていたり、ホウレソウが発芽したりと、畑の様子も少し春っぽくなっているようです。

畑の様子を確認するだけで、今日は特にムシ探しをする予定はなかったのですが…。
またまた変わったヤツを見つけてしまいました。

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▲ 静止していたビロードツリアブ(2010.3.26,茨城県)

…タマネギの葉の上でずーっと静止していたのは妙な形のアブ。
頭の前方に伸びた口が特徴のビロートツリアブと呼ばれる種類です。
よく早春の雑木林で地表近くを飛んでいますが、いつもせわしないので写真を撮ったことはありませんでした。
それにしても何故タマネギの上で静止していたのか…
羽化したばかりなどの理由は考えられますが、何故か飛びたつことはなく、携帯でも写真を撮り放題でした。
よく見ると白っぽい毛が生えていて綺麗な昆虫です。
そろそろ林の周りにたくさん飛ぶようになるのでしょうか。

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ハエトリグモの越冬②

この日は先輩の飼うハエトリグモのエサを採るために池に向かいました。
留守中のエサやりを頼まれたという経緯なのですが、ついでに越冬中のハエトリを探してみました。
先輩が教えてくれたのは樹のプレートの裏。
樹の名前が書いてあるアレです。
めっちゃいる!とのことなので、プレートをめくってみると…
そこには多種多様のハエトリや他のクモ達がたくさんの巣を作っていました。

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▲ プレートの裏には多くのハエトリグモがいた(2010.3.14,茨城県)

ここでも目立つのはオオハエトリ。その他、アリグモやネコハエトリがそこそこの大きさに育ってから越冬しているのが見られました。
逆にチャイロアサヒハエトリはまだまだ小さな幼体でして、
同じ場所に越冬するもののその齢は様々であるようです。
写真を今回撮り損ねたので、まだ越冬しているようであれば撮影してこようと思います。
しかし、3月14日時点ですでにアオオビハエトリやイナヅマハエトリが活動しているのを確認したので、もうプレートの裏にはいないかもしれません。

池の周りのコンクリートの上には小さなシラホシコゲチャハエトリもいて、久しぶりに沢山の生物を見た気がします。

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▲ シラホシコゲチャハエトリ(2010.3.14,茨城県)

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ハエトリグモの越冬①

春から秋までの間、草むら・樹の幹・人家の壁など、色々な所で跳ねまわっているハエトリグモ。
冬場、彼らはどこにいるのでしょうか・・・?
これまでハエトリはあまり接してこなかった生物なので、実は冬場どこで過ごしているのかは考えたことがありませんでした。
しかし、先日ウスタビガの繭の中で越冬するクモを見たということで、最近他の場所を探してみました。
今日は越冬中のハエトリグモを少しだけ紹介します!

よく聞く越冬場所は樹皮の裏。
近所の林で最近「松枯れ」が大量に起ったらしく、立ち枯れのアカマツが沢山あります。
樹皮もはがれかけているのでそこを調べてみると…

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▲ 越冬していたオオハエトリ(2010.3.12,茨城県)

いた!
一度目にしてビンゴだったのはハトリグモ最大種のオオハエトリ。
東京では高校の屋上で見たことがありましたが、茨城で見るのは初めてでした。
普通に多い種らしいのですが、初めてとあってちょっと嬉しいです。
オオハエトリははがれかけた樹皮の隙間に巣を作ってそこで過ごしていたようです。
ちなみに、その後もマツの樹皮裏から出てくるのはオオハエトリばかり…。

他のハエトリグモはどこにいるのやら。次回に続きます。

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ミドリシジミの越冬

今年の冬もどうやら終盤のようですが、そういえばミドリシジミの越冬について書くのを忘れていました。

今からもう2カ月も前…。
毎日凍結する近所の池でのことです。
壊れた自転車を修理している間、暇つぶしということで池の周りを散策していました。
この池は昨年の夏にミドリシジミの撮影をずっと試みてきた池。
そうだ!と思いついてミドリシジミの卵を探すことにしてみました。

ミドリシジミは卵で越冬することが知られていて、食草のハンノキの枝先で卵が採れるのだと言います。
ミドリシジミとの付き合いは昨年からなので未だ卵を見たことはありません。
本当に付いているものなのか~?と思いつつ枝先を見ると…

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▲ ミドリシジミの卵(2010.1.15, 茨城県)

お…おぉ!
しばらく探していると本当に小さな卵が見つかりました。
ちゃんと特徴的な模様をしているので、ただのゴミってことはなさそうです。
春になったら「芽」が出るであろう場所に卵は産み付けられていました。
幼虫が孵化したら目の前にはやわらかい新芽があるという寸法なのでしょうか。
ずいぶん上手いことやるなぁと、母親に感心してしまいます。

ハンノキはこの日目立たない花を咲かせていました。
春が来たら緑が芽吹いて、ミドリシジミも孵化するに違いありません。
成虫の飛翔写真をチャレンジする前に、幼虫を観察してみようと思います。

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▲ ハンノキの花

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ウスタビガの繭のなか

先日ようやく春休みが始まりました。
他の大学が1月、2月のうちに休みに入るなか…、
ウチの大学は高校時代と変わらないというのは何とも微妙な気持ちです。

さて、期末試験などで踏ん張っているうちに世の中は春っぽくなってきました。
梅や菜の花がそこらじゅうで咲いており、飛ぶ虫も結構見かけます。
もうすぐ待ちに待った春が来る…のですが、
つまり冬的な採集もあと少ししかできないということです。
というわけで友達と山に虫探しにでかけてきました。

とある木の枝先には沢山のウスタビガの繭がついていました。
結局、昨年の秋には見ることができなかったウスタビガ。
いた痕跡だけが沢山残っているというのは何とももどかしい限りです。
そのうちのいくつかには卵の殻がついていました。
ウスタビガは空になった繭に卵を産むという習性があるのです。
しかし、卵もすでにからということは、この繭が羽化したのは、もうかなり前のことなのでしょう。
それでもしぶとく木にぶら下がっているとは、繭の丈夫さが伺えます。

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▲ ウスタビガの繭と卵の殻(左)と繭の中(右)(10.3.11,茨城県)


ところで、友達がとあるウスタビガの繭を割ってみると、中からハエトリグモが二匹飛び出してきました。
久々に見たハエトリグモの跳ねる具合が何とも懐かしい気がします。
それにしても意外なところで越冬しているものなのだと、なかなか驚きました。
種類はまだよくわからないのですが、これまでに見た種類ではないような気がします。
虫探しは冬でもなかなか面白いなと改めて思った一日でした。

(調べた結果、メスジロハエトリのような気がします。)

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▲ 繭の中にいたメスジロハエトリ(?)

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菜の花咲いた

最近暖かくなってきたここ茨城。

引っ越したばかりのアパートの近くでは菜の花が咲いていました。

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近づいてみると、むっと菜の花の香りがして昨年の春が脳裏によみがえります。

ミツバチがせわしなく蜜を吸っていて、空き地ではキタテハも飛んでいました。

キタテハは成虫越冬の蝶ですが、それでも蝶をみるのは久しぶりのことでして、どことなく春の雰囲気が感じられる1日でした。

ところが、明日からは天気が下り坂で、来週はまた雪が降るらしいです・・・。

今日あたり気の早い昆虫が羽化してしまったとしたら、寒さの鉄槌をくらうことになりそうです。

本格的な春はもう少し先なのかもしれません。

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